忍者ブログ
毎日最低5,000円・・主婦向き・・ (月100,000円)
[21]  [20]  [19]  [18]  [17]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12]  [11
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

GM破産法適用で日米株価同時上昇・・・

このまま状況に飲み込まれて良いのか、今こそ冷静な判断を!!

●財部氏のコメント

事実上の国有化で
さらに不安が増すGM再建
2009年6月4日

米国政府が大株主になったことでGMは突然死を免れた。連邦破産法11条を申請し、破綻したGMはいまや国有企業として再起を帰す。
オバマ大統領は「口は出さない」というが、再建に赤信号が点滅し始めたら、政治家や役人たちによる受任のなすりつけ合いが始まり、政府は間違いなくGMの人事に手を突っ込んでくるだろう。


国有化されたから安心なのではない。むしろ逆だ。

連邦破産法第11条は再起が前提だが

連邦破産法第11条は日本の民事再生法とはかなり趣が違う。民事再生法の場合は申請こそしたものの、有力なスポンサーが出現せず、そのまま清昇に追い込まれた企業は枚挙にいとまがない。

それに対して米国の連邦破産法第11条は、再起を前提とした規定である。法律の考え方がまるで違う。だから昨年末にGMの経営危機が深刻化するやいなや「11条申請べし」の声があがった。「申請すれば救われる」という認識が一般的だからだ。

しかしワゴナー前会長は「11条申請」に強く反対していた。同会長と親しい日本の自動車メーカーの経営者によれば「11条は絶対に申請しない」と断言していたという。

「11条申請をすれば債務も圧縮できるし、人員合理化もやりやすくなる。追い詰められた企業にとっては貴重な選択肢であることはまちがいありませんが、ワゴナー氏は絶対にノーだと言っていました。ノースウェストのようなエアラインなら11条申請しても、デトロイトから成田に行くにはノースに乗るしかない。だが自動車の場合は、お客さんに無数の選択肢がある。経営破たんしたメーカーのクルマを好きこのんだ買う客はいない」

GMの屋台骨を支えてきたのは金触収益

 確かに米国ではノースウェスト航空やデルタ航空など、伝統あるエアラインが連邦破産法11条の申酷後に復活をしている。だがワゴナー前会長が指摘する通り、交通機関として決められた路線を飛ぶエアラインビジネスと、不特定多数の消費者相手に商売をする自動車メーカーとでは、破産申請という事実が消費者の心理に与える影響がまるで違うだろう。GM系列のディーラー網は確乗に縮小するに違いない。

 「クルマを買ったディーラーが倒産してなくなってしまう心配はないのか?jこれは消費者にとっては大問題だ。クルマが故障しても修理を持ち込む先がなくなってしまうし、頼るべき営業マンもいなくなってしまう。そんな面倒が起こるかもしれない破綻企業のクルマをいったい誰が
買うのだろうか。

日本ではまったくといっていいほど報道されていないが、私がデトロイトを妨間した2006年当時、すでに地元ではビッグスリーの経営危機が騒がれていた。なかでもGMは本業の自動車製造、販売ではまるで利益を出せず、収益の6割以上を、金融収益で稼ぎ出していた。オートローンを扱う子会社GMACがGM本体の屋台骨を支えていたのである。

ものづくりを放棄してきたGM

これがまたひどい商売だった。販売台数を伸ばすために値引き販売するのは万国共通だがGMの「キャッシュバック」戦略は自殺行為にも等しいものだった。、たとえば300万のクルマに購入する際、30万円のキャッシュバックをつけるのだ。購入価格を1割値引きするのではなく、購入代金の30 万円はまるまるオートローンを組んでもらい、値引き分の30万円は現金で購入者にもどすというやり口だ。クルマの晶質や性能などいっさいかまわぬ連中からみると、GMは最高だった。全額オートローンで新車を買うと、現金が30万円が
ついてくるのだ!日本ではエコカーの開発遅れがGM破綻の大きな要因であるかのような報道があるけれど、まったくもって本質をはずれた議論だ。GMはエコカーどころか、ものづくりへの情熱それ自体を失っていたのだ。必要なクルマはブランドごと買ってきて、傘下にすれば事足りるとも考えてきたのだ。


そのGMが自動車メーカーとして本当に復活できるのか。

国営化されたことで突然死はまぬかれたが、ただ、それだけのことにすぎない。ものづくりを放棄し、金融収益で屋台骨を支えてきたGMが、環境の時代にものづくりで復活をはかるというのだ。それが容易でないことだけは間違いない。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
※来週の展望(トレーダース情報)

来週は波乱含みの展開か
 日経平均は3月中旬に底入れし、足元まで戻り歩調をみせている。ただ、昨年も同時期に底入れしたが、6月1週が天井となった経緯があるだけに、6月2週の動向は今後の相場を占う意味でも重要と言えよう。直近の急ピッチな上昇を受けて、高値警戒感を示す指標が増えてきたのは気掛かり。相場の過熱感を示す東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は、買われ過ぎと目される「120%」近辺にまで上昇。また、相場の転換点に起きるとされる日中値幅の極端な低下が顕著にみられている。日経平均は壁となっている9800円や、心理的な節目の10000円を突破すれば、上昇ピッチに弾みがつきそうだが、上値の重い展開が続くと調整に転じる可能性もあり警戒したい。

 イベント面をみると、5月景気ウオッチャー調査、4月機械受注が注目だろう。4月景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIが34.2(前月比+5.8pt)と4ヵ月連続で上昇。市場予想(30.0)を大幅に上回り、昨年4月(35.5)の水準まで回復した。また、3月機械受注は前月比-1.3%と2ヵ月ぶりに減少したが、市場予想(-4.6%)を大幅に上回ったことで、投資家心理を好転させた経緯がある。今回も市場予想を大幅に上回る改善を示せば、日経平均の10000円台回復の後押しになろう。週末にはメジャーSQを迎える。昨年6月はSQ算出日の高値がSQ値に一度もタッチしない「幻のSQ」となり、その後調整色を強めた経緯があるだけに、今回はSQ値を上回るか否かを注視したい。海外では、米中で重要な経済統計が多数予定されており、一喜一憂する展開となりそうだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考として羅列(コピー)しました。

何時も申し上げています様に資金管理を図りつつ、儲けて下さい。

PR
Comment
Name
Title
Color
Mail
Http
Msg Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Pass
Trackback
この記事にトラックバックする [ ]
380万円 : : HOME : : 銘柄選び
忍者ブログ : [PR]

Material by Irusu